2018年2月14日水曜日

「anone」第5話のあらすじと感想:初恋⁉︎つのる想いと命の期限!ニセモノで結 ばれた4人は本当の家族になれるのか⁉︎

理市の狂気が怖い (-。-;




「Mother」「Woman」に続く

坂元裕二脚本の人間ドラマ。

生きることの意味、

人が生きる上で本当に大切なものは

何かを問いかけ真実の人間愛を見つけ

ていく物語…




林田亜乃音(田中裕子)の娘

玲(江口のりこ)の婚約者は

何と中世理市(瑛太)だった。



「泊まっていったら?」

「また今度にする。」

帰る理市に捨ていいからと

亜乃音の傘を渡す。




盗んだ亜乃音の一千万を盗まれた

青羽るい子(小林聡美)は

持本舵(阿部サダヲ)と一緒に

謝罪に訪れる。



自首すると言うるい子に

「困る」と亜乃音。



「もうお昼だからお引き取り下さい」

と言われ、何故か焼うどんを作る舵。

4人で食べ始めるところが可笑しい。



弁護士事務所で働いているのに、

偽札を刷ったことが表沙汰になったら

どうなると思うかと

すると舵が二人で働いて返すという。



そこへ所長の花房万平(火野正平)が

訪ねて来る。

魚料理を振る舞う約束をしていたのだ



…自分たちのことがバレては

迷惑がかかると妹家族を装うるい子達

…赤の他人だと既に聞いていた万平は

せっかくだからと成りすましに

合わせてあげることにする (^_^;)



万平が面白く、お芝居のことを忘れて

打ち解けていくみんな。



結局、舵もるい子も泊まっていき

翌朝4人並んで歯を磨く…



「先生と居る時の亜乃音さんは

いつもと少し違ってました。」



いつものように紙野彦星(清水尋也)に

スマホのゲームの中で近況を報告する

辻沢ハリカ(広瀬すず)。



重い病気でずっと入院している彦星は

ハリカの日常の話を楽しみにしていた

…でも「明日」や「いつか」の

話になると心を閉ざしてしまう。




なぜかそのまま亜乃音の家で

暮らし始める舵とるい子。

何故 (^◇^;)





別宅で偽札作りの研究に励む理市は

とうとう偽札の両替に成功する。

妻・結季(鈴木杏)と娘が待つ家に戻り

「やっと朝がきたんだ。

これから始まるんだ。」




新しい仕事として

印刷屋を考え始める舵。

そこへ理市が訪ねて来る…



「今さらの年齢だけど、

何かを作ってみたいんですよね。

何かしら残り続けるもの。」

自分の想いを語る舵。





会話の途中で突然返事がこなくなった

彦星…

心配になったハリカは病院へ向かう。



看護士の会話から

肺炎をおこして

集中治療室に入っていることを知る。



更にお見舞いに来た父親が会えずに

帰ったことも耳にする。

一年前から予約していたレストランに

家族で行くらしい…。



「あの子の分も美味しいもの、

食べてあげましょう。」と母親。

心配ではないのだろうか?



夜になってもハリカと連絡がつかない

ことを心配した亜乃音は

バイト先へ向かおうとする。



お金を必要としていたことを

気にかけていたのだ。



そこへハリカから連絡が入る…

「今日、そっちへ行けないかも。」

友達に会って

カラオケに行こうと言われたと…

「また明日とかそっち行くから。」




ここはもう「行くところ」じゃない、

ハリカが「帰るところ」だからと

亜乃音。



「今度からは行くじゃなくて

帰るって言いなさい。

帰れない日は

帰れないって言いなさい。」


「亜乃音さん、今日は帰れない。」


…「今どこにいるの?」



彦星の病室が見える場所に居た。

ハリカの元へ駆けつける亜乃音。



「ここね、居なくていいの。

本当は私ここに居ても

あんまり関係ないの。


何もすることないっていうか…

どうしようかな、帰ろうかな。」


「あそこに誰が居るの?」


「ちょっと私に似てる人。」


「大事な人なんでしょ?」


「大事な人だったら、

こんなとこ居ないよね。

傍に居るよね。」



彼の両親も今病院に居ないことを話す



「私も一緒なんだよね。

私も彦星くんが苦しんでいる時に

笑ってた。」



病院の人じゃないから

治してあげられない、

お金もないからいい病院へ

連れて行ってあげられない。



「何もしてあげられないのは

一緒だから。


私もレストランでご飯食べてる人と

同じ。


ここに居ても居なくても同じ。

全然大事にしてない。」



だから帰ると…



「ここに居なさい。

ここ、離れちゃダメ。

何も出来なくていいの。

その人、想うだけでいいの。」



去って行く亜乃音。



明け方、病室に戻って来た彦星。

安心して帰ろうとすると

近くのベンチに亜乃音の姿があった。



待っていてくれたのだ。



「彦星くん、目、覚ましたよ。」

抱きついて泣いてしまうハリカ。

優しく抱きしめる亜乃音の目にも

涙が…。



家に帰ると舵とるい子が

夜ご飯が朝ご飯にスライドしたと

トンカツを出してくれる。



他愛もない話を

ずっと喋り続けるハリカ。

笑いながら聞いてくれる3人。



優しい時間が流れる…。



前髪を切ってもらいながら

寝てしまったハリカを見て

「私もこの頃からそうでした、

生きることに必死で

バタバタしてばっかりで…


大人になったら変わるかなって

思っていたけど、

相変わらずバタバタバタバタ…


生きるのって難しいです。」


とるい子。



「思い残すこと欲しいですよね。

思い残すことって

それが生きる意味なのかなって。」


と舵。



そんな二人に亜乃音は


「生きなくたっていいじゃない、

暮らせば。

暮らしましょうよ。」




布団の中で目を覚ましたハリカは

早速彦星と会話する。



ずっと寝ていて、

その時みた夢の話をする彦星。



ハリカが店員をしているパン屋に

パンを買いに行った夢。

また明日もここでパンを買おうと

思ったという。



「夢の中とはいえ、

明日のことを考えたのは

すごく久しぶりのことでした。」



そのことが今も離れず

それからずっと明日のことを考える

癖がついたと。



「その内僕も『いつか』って日を

信じるようになるのかもしれません。

その時僕は生きていたいって

思っているのかなって。


ううん、生きたいのかな、

もうとっくに。


今はまだ会えないけど、

ハリカちゃんに会いたいのかな。」


「会いたい。」


「はい。いつか。」





舵から印刷屋になりたいと

聞いた亜乃音は理市に連絡をする。



「今晩、伺います。」と理市。

目の前には雑誌が…

「ネットによるアパレル通販業で

年商400億円を生み出す男」

というページが開かれていた。



その会社を創り

IT長者と言われていた頃の理市と

弁当屋で働く今の理市と

好きな気持ちは全然変わっていないと

結季。



「騙されて裏切られて、

何もなくなったって言うけどさ、

私は残ったじゃん。」



そんな過去があったのか (-。-;

リベンジを考えてる?




雨が降り出し

亜乃音の傘をさして印刷所へ向かう。



夕飯の支度をする舵たち。

鍋が初めてだというハリカに

みかん鍋を作ろうとして

却下される舵 (^_^;)



美味しいというのだが

本当だろうか?



食事より先に話があると理市。

偽札について説明し出す…

遮る亜乃音に

「亡くなられたご主人にも

関わるお話です。」



一年前まで二人で偽札の製造に

取り組んでいた。

そして京介(木場克己)の死後、

もう一つの観点から

偽札に向き合ってきたという。



偽札には二種類あり 

人の目を騙すものと機械を騙すもの。



「僕が取り組んできたのは

自動販売機、両替機、銀行のATMを

突破する為のものです。」



自販機に内蔵されている識別機に

偽札が通るところを見せる。



「今日ここへお邪魔したのは

皆さんに偽札作りに

協力してもらう為です。」(゚o゚;;




こんな危険な話をペラペラ喋るのは

彼らを脅すつもりなのか?

京介も本当に取り組んでいたのか?



何かとんでもない方向に動き出した。



毎回、台詞の間やテンポに

心が動かされる。



優しい亜乃音とハリカ、そして舵。

どこか憎めないるい子。

どうか彼らが幸せになりますように…



anone 水曜22時 日本テレビ


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